モビール教室(第一回デモ) | 13 years ago |
ただ普段モビール教室とかはやったことがなかったので、ビルの方々に手伝っていただいてデモ教室をやってみました。
うちは彫金教室なのでモビールも紙じゃなくて金属で作ります。
薄い真鍮や銅、アルミを糸ノコで切って、ヤスリで整え、組み立てる。
彫金の作業をかじりながらモビールができちゃうという。
完成までは予定では3時間。どうなりますやら。
皆さん真剣にやってくれてます。
とりあえず切る大きさや数などは考えずに好きな感じにやってもらいました。
素材は真鍮と銅とアルミ。ちなみに真鍮は5円玉、銅は10円玉、アルミは1円玉の色です。
ちょこちょこビール飲みながら頑張ってくれました。
本番でも夜の部はビール1本付きにしようかなと思ってます。
そして作業すること5時間。。ついに完成!!!
まず一つ目。立体に挑戦してくれました。
3層になっていてした2層はランダムに穴が開いています。
ゆくゆくは中に電球入れて照明にする予定もあるそうです。
層ごとに板の種類を変えてるので、見た目のコントラストもきれいですね。
それから吊るし方は2種類用意しようと思ってます。
普通のバランス取って吊るしていくタイプと、台から棒で吊るすタイプと。
こっちだと天井から吊るせない場合にはもってこいだと思います。机の上とかにも置けるし。
棒がバネ性があるので触れるとゆらゆら揺れてくれます。
二つ目はギミック。
なんと前足と後ろ足が動きます。別々にパーツを切りだして動くように組み上げてます。
こっちも棒で吊るすタイプですね。
顔の表情も糸ノコできってるんですよ。
糸ノコは外側を切るだけじゃなくてこういう使い方もできるんです。
ライトを当てると影絵になって楽しいですねぇ。
ちゃんと顔も映ってるし。
三つ目は結構な大作です。鳥の群れと月と星。鳥が一羽だけ色が違うのがわかるでしょうか?
さらに仕上げを星以外はつや消しにするという、まあ何とも手間がかかった作品になりました。
これもライトを当てると鳥が増えて迫力がすごかった。
モビールの面白さの一つはやっぱり影ですね。
これはオーソドックスな天井から吊るすタイプですね。
バランスのとり方さえつかめれば問題ないです。
テグスで吊ってる分棒より動きが出ます。常に動いてる感じ。カメラ泣かせのモビールです。
最後は数字。0,1,1,2,3,5,8…これ何の数列かわかります?
そうあのフィボナッチ数列ですよ。
…と言ってもあまりよく知らないですが、らせんや黄金比がなんたらかんたらというやつだったと思います。
隣り合う2つの数字を足すと次の数字になってるんですね。
これをモビールで表現してくれました。
きれいですね。シンプルな形だけに整えるのが大変でした。
今回作ったモビールは三輪ビルに来れば見れると思います。
やっぱりそれぞれに個性というのが出てすごく面白かったです。
それにいろんな課題もわかって、収穫の多いデモ教室でした。
協力してくれた皆様ありがとうございました。
かなり本番が楽しみ。
ただやっぱり本番で5時間というのは難しい。
ちょっと制約は付くかもしれないけど、作る面白さ、楽しさというのは感じてもらえる教室にしようと思ってます。
興味のある方はぜひぜひお願い致します。!!
http://encochi.com